目的
病気やけが によって生じる高次脳機能障害は、急性期・回復期よりも社会生活に復帰し、就業場面や集団生活等において 顕在化することが少なくありません。 そのため、 当事者やその家族は苦悩を抱え込み、中には社会から孤立してしまうこともあります。
こうした当事者や家族の孤立を防ぎ、社会への参加を望む当事者をサポートしていく上では、障害福祉サービス等に従事する支援者の理解と関わりが極めて重要です。 これまで高次脳機能障害への支援に注力されてきた支援者はもとより、支援経験の少ない従事者の方々にも障害の特性や当事者への支援の在り方について理解を深めていただき、地域における支援全体の裾野を広げる機会となるよう本研修会を開催します。
主催
宮城県リハビリテーション支援センター
日時
令和7年2月21日(金) 13:30 〜 16:30
会場
宮城県総合教育センター 3階 第1・2研修室
名取市美田園2丁目1-4 「教育・福祉複合施設(まなウェルみやぎ)」内
対象者
高次脳機能障害のある方への相談支援、就労支援、生活訓練、居宅及び生活介護に関わる障害福祉サービス従事者、 介護支援専門員、リハビリテーション・退院調整支援等を担う医療従事者、総合教育センター、市町村、県保健福祉事務所職員
定員
200 名
内容
(1)行政説明 15分
「 高次脳機能障害者支援に係る障害福祉サービス提供状況調 査結果 について 」 報告
(2)特別講演 60分
「高次脳機能障害とは ~名もなき苦しみの理解と支援」
講師 東北大学大学院医学系研究科 高次 機能障害学 分野 教授 鈴木匡子 氏
(3)講義1 45分
「高次脳機能障害者支援における日常生活でのサポートの工夫 ~様々な症状への対応例を通して~」
講師 国立障害者リハビリテーションセンター 自立訓練部門 作業療法士 中村有志 氏
(4)講義2 40分
「 高次脳機能障害者支援に活用できる制度及びサービスについて」
講師 東北医科薬科大学病院 患者支援・医療連携センター 医療ソーシャルワーカー 大野美和子 氏
申込方法
下記ボタンから「みやぎ電子申請システム」にアクセスいただき、お申込みください。
申込期限は令和7年2月18日(火 )としますが 、定員に到達しだい自動的に申込締め切りとなりますの
で、ご承知願います。
備考
(1)参加費無料
(2)来場の際は、できるだけ公共交通機関(仙台空港アクセス線 美田園駅下車 徒歩5分 )を御利用ください。自動車を利用される場合は、申込フォーム内の駐車場利用について登録してください。後日、駐車許可証を電子メールにて送付します。
問い合わせ
宮城県リハビリテーション支援センター
リハビリテーション支援班 担当: 三浦 、小泉
TEL:022-784-3588 FAX:022-784-3593
メール:rehabilis★pref.miyagi.lg.jp ※メールでお問い合わせの際は★を@に変更してください。